エナベル市川の就労移行支援では、土曜や祝日に余暇活動を行っています。クラフト体験や映画観賞、散策など、普段の訓練ではなかなか行えない活動を通して、新しい体験や日常に彩りを添えることを目的としています。
さて、今回の余暇活動のテーマは「3Dプリンターで遊ぼう!」。
最近事業所にやってきた3Dプリンターを、メンバーの皆さんで体験してみました。
そもそも3Dプリンターとは?
今回使用する3Dプリンターは「Anycubic Mega-S」です。出典:楽天市場
3Dプリンターとは、デジタルデータをもとに立体物を作成する装置です。業務用の大がかりなものから、小規模企業や家庭でも導入しやすい数万円台のモデルまでいろいろあります。
通常のプリンターが紙に平面的に印刷するのに対し、3Dプリンターは高さのある立体物を作れるのが大きな特徴。「フィラメント」と呼ばれる素材を、下から層のように積み上げていきます。フィラメントは、通常のプリンターでいうインクにあたります。
3Dプリンターを使うには、このフィラメントもさることながら出力するデータも必要です。今回は「Blender」という無料ソフトを使って、データ作成の基本を体験しました。
Blenderで3Dプリンター出力データを作ろう
メンバーの一人に、ちょうどBlender歴2年の方が!
ショートカットキーを駆使してサクサクとオブジェクトを作っていくKさんの画面をプロジェクターで映しながら、実際に形を作ってみました。
グラフィック用のハイスペックパソコンでなくてもできました😊
「あれ?四角を作ったのにどっか行っちゃった💦」
「この図形を動かしたいのに選択できない💦」
と悪戦苦闘するメンバーの皆さん。初めてながら、頑張っていました!
今回は時間の都合で、3Dプリント用のデータを無料で提供している「Thingiverse」から、1人ずつ好きなデザインを選んで出力しました。
時間の都合で超ミニサイズです
大きな物を出力するには時間がかかるので、30分程度で出力できるようにサイズを調整しました。これはこれでかわいいです😊
今回残念ながら参加できなかったメンバーさんからも「平日に体験会をやってほしい!」とリクエストをいただいているので、第2回目を企画したいと思います!
3Dプリンターの出力を体験してみたい方は、問い合わせフォームから「3Dプリンター体験希望」と書いてお申込みください😊
参加はもちろん無料です。